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大安トラウトレイクのコンセプト 管理釣り場の魚は釣りにくい?
九頭竜川の奇跡

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  個人的な事になって大変恐縮ですが、私はかつてシーズンオフには岐阜県の某管理釣場へ頻繁に通っておりました。そこは一般的な管理釣場と異なり、池は広大で、そう簡単には魚を釣り上げる事はできません。

 しかし、池の規模が狭く魚が見えるような釣場に比べれば、たいへん自然環境はよく、気持ちの良い釣場でした。
  難点はその距離です。私の自宅は名古屋市内ですが、その釣場まではちょうど二時間はかかりました。一般河川での釣りを考えるなら、近い距離なのですが、管理釣場にわざわざ2時間かけて行くというのは難儀です。そこで、どこか近くで自分自身で池を借りて、マスを放流し釣りを楽しみたいものだと思っておりました。

  1995年、あるきっかけがもとで、幸運にもこの大安トラウトレイクのすぐ近くの大きな池を、地元からお借りする事ができました。ここでフィッシングクラブを作り、皆で楽しんでまいりました。名古屋市内から、一時間もあれば着きますし、早朝なら4、50分で着いてしまうという至極便利な場所にあります。

 池を探している段階でこの大安トラウトレイクの池(正式には西池という)も候補にあがったのですが、何せ当時は一般道からこの池に入る道は全くなく、かなりの工事をしない限り釣場としては難しい状況でした。金銭的にも大きな負担ですし、環境破壊にもつながるし、という事でここはボツになりました。ただし、水深はそこそこあり抜群の環境でしたので、一抹の未練は残りました。

 1997年、この池の脇に新しい立派な道が通る事となり、事情は一変しました。それまでの雰囲気とは大きく異なり、立派な舗装道路が通る事によって、池へのアクセスは全く楽になりました。
 幸い、フィッシングクラブの池とこの池とは管轄が同じであったため、この池を管理釣場にすることの行政との合意は簡単にできました。これも地元皆様のご理解の賜物と、今更ながら感謝しております。

 1998年の二月に新規オープンしたのですが、何せ初めての釣場ですので不安はたくさんありました。
特に、放流魚(主にニジマス)がどういう状態であるかというのが最大の心配事でした。
五月中旬で釣場は閉鎖としましたが、結論から言いますと、ここは夏季を除いて釣りが可能です。暑い7、8月など、釣りどころか魚事体生きることができるか否か、甚だ疑問でした。
 しかし、七月中旬の日中30度を超える気温の中でも、魚を釣る事は可能でした。それもニジマスの引きは非常に強く、体のコンディションも最高でした。

 この事実は、私はじめスタッフ一同の驚きでした。と申しますのも、すぐ隣(約1キロ)にある、フィッシングクラブでは、五月半ばでもう魚は弱りはじめ、釣りは不可能となってしまうからです。ひとつには池の水深の違いが、大きな要因と思われます、これは我々の嬉しい誤算といえましょう。
 事実、春にタグをつけて放流した魚が、秋には多く釣れました。その魚体は非常に美しく、引きは強烈です。

 一昨年、全長210メートルの桟橋が完成しました。
 私は長年他の管理釣場に通ってみて、いかにフライのキャスティングを考えていない釣場が多いか、大変不満を持っておりました。
 特に私は、(ロングキャスティングの必要のない)マーカーをつけた釣り方をあまりしません。ひたすら遠くに向けてキャスティングをし、リトリーブを繰り返す釣り方を好んでおりましたので、バックスペースの重要性を強く感じてました。思いっきりキャスティングのできる桟橋を作るべく、思案しておりました。
 ようやく、フライフィッシングが非常に楽しめる桟橋ができたと思っております。
 とにかく私は、

(1)名古屋から近い事
(2)大きい池
(3)フライキャスティングがしやすい釣場
(4)自然環境が良い事
(5)魚が良い状態で育つ事

等々の目標をもっておりました。何とか大安トラウトレイクはこの条件を全てクリアできたのでは、と自負しております。
管理小屋には、フライとルアーのアドバイザーが常勤しております。キャスティングスクールも常時行っております。また、気持ちよく釣りをしていて頂けるよう、スタッフ一同いろいろ思考しております。

 どうぞ皆様のお越しをお待ちしております。

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管理釣場といえば、ばんばん釣れる所だ、とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
ある意味ではそのとおりですが、他方、非常に釣り難い釣場であるともいえるのではないでしょうか。
 なぜなら、多くの魚は非常に「すれている」からです。
 一般河川で、管理釣場ほど魚の密度が濃いところなんてまずないでしょう。
 しかし、狭い管理池で毎日目の前を次から次ぎへと、各種ルアー、フライを投げられたら、魚達も確かにすれてしまいます。釣人もあの手この手とよく考えて釣らないと、魚も簡単にはひっかかってくれるものではありません。

  確かに一般河川で、管理釣場位の魚影の濃さがあれば、もっとたやすく魚をキャッチすることができると思います。
  結局、あの魚の多さで何とか釣人達は、それなりの釣果を得ているのだと思います。
  放流直後のすれていない魚を狙う事も好釣果に結びつくものだと思います。
  ですからタイミングが悪いと、管理釣場だからと思って油断すると全く釣れない事もあります。
  みなさん、管理釣場を甘くみると、ダメですよ、、、。

  「 たかが釣り堀、されど管理釣場 」です。


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